ミキシングは、誰もいない静寂な広々とした山頂で、空間を支配した気持ちでやるのだ!

  1. 音楽

今日は御岳山に登った。

詳しくは下記記事を読んでほしい。

最近、ミキシングで頭を悩ませていた。

PANはどれくらい左右に振り切ればいいんだ、センターの音をよくきかせるためにはピアノやシンセを振り切ろうと思いきや今度はセンターがすかすかになるし、リバーブも、どんくらいセンドしたらいいのか、ピアノとシンセのセンド先のリバーブは別にして、リバーブのPANもそれぞれに合せるべきなのか、、、

選択肢が多すぎるが故に、悩んでしまい、正解が見えず、たのしくできなくなってきた、、

しかし!

今日訪れた御岳山の山頂はこんな様子だった。

まず、平日だったので、山頂には自分しかおらず、広々とした景色が広がっていた。

静かだった。

ちょっと右奥から虫の鳴き声、その少し左手前から鳥の声、奥から響き渡ってくる電車の音。

そして、カバンをごそごそ触ってるときは、至近距離から音が聴こえてきた。

あ、、、これはまるでミックスをしてるかのようだ、、

そうだ、、俺にも無限の選択肢があるから、それをもとに静寂な山頂から好きなように空間を支配していけばいいのだ、、

左奥でピアノを鳴らしたければそうする、かすかに聴こえる虫の鳴き声を再現するかのように、シンセのボリュームを絞る、全体に残響音を広がらせたい場合はLarge Hallのリバーブを使う。

こういうことか、、

無限の選択肢に頭を悩ましながら、一つの正解に向かっていくのではない。

そもそも、ミキシングに正解などない。

好きなように空間を支配すればいいんだ!

よし!

寝よう!

関連記事