たった一つのメソッドを使うだけで簡単にできます
Google Apps Script(gas)は、便利な関数をたくさん用意してくれている。
その内の一つ、LanguageApp.translate()を使えば簡単に翻訳できる。
使い方は以下の通りだ。
1 | LanguageApp.translate(翻訳したいテキスト, 翻訳前の言語コード, 翻訳後の言語コード); |
これだけです。
たとえば、I like mature ladyという英語テキストを日本語に翻訳したい場合は、
1 | LanguageApp.translate("I like mature lady", "en", "ja"); |
と入力すれば、翻訳された日本語が返却される。
試しに以下のコードを実行しました。
ちなみに、gasはLogger.log()でログを吐き出せます。
実行対象の関数をmyFunctionにし、再生ボタンを押して実行。
表示→ログをクリックすればログを確認できます。
ちゃんと翻訳できていることが確認できました↓
“en”は英語の言語コードで、”ja”は日本語の言語コードですね。
サポートされている言語コード一覧はこちらの公式ドキュメントをご覧ください。
かなり多くの言語がサポートされていることがわかります。
英語も韓国語も中国語もスワヒリ語もトルコ語もスロバキア語もスコットランドゲール語もニャンジャ語もいける。
英語を韓国語に翻訳したい場合は、
1 | LanguageApp.translate("I like mature lady", "en", "ko"); |
でできます。
そして、第二引数の翻訳前の言語コードですが、こちらは空でも大丈夫です。
空にした場合、翻訳前の文章の言語を自動的に検出し、第三引数で与えた言語に翻訳します。
例えば、下記を実行すれば、
翻訳前のテキストがどんな言語だろうと日本語に翻訳してくれます。
1 | LanguageApp.translate("翻訳前のテキスト", "", "ja") |
素晴らしいですね。
興味のある方は是非gasで遊んでみてください。
LanguageAppクラスの詳しい使い方をさらに知りたい方は、
LanguageAppの公式ドキュメントのReferenceをご覧になってください。英語だけど。
まとめ
gasはほんとに楽しい。
気楽にブラウザでプログラミングできるし、便利な関数が用意されているし、他のGoogleが提供しているサービスと連携すればいろんなことができそうだし。
僕はgasを使って、画像に含まれる文字を抽出し、その文字を日本語に翻訳するLinebotを作りました。
よければそちらも見てみてください。
こちらもよければ。
gasで、オウム返しをするLinebotを実装した話です。