以前クラウドファンディング(クラファン)で失敗したので、失敗した原因を共有します。
どうやったら成功したかはわかりませんが、失敗例については
実体験を元に書けます。
集まった金額は9000円で、支援者は二人でした。
一般的な成功法や失敗例は多くの人が書いてくれてます。
僕は、地元の知り合いや身近な人からすらも支援してもらえなかった。
そこに焦点を当ててみます。
何かの参考になれば幸いです。
目次
個性的な絵が集まっているWEB上の美術館を作りたかった。
僕は、以前クラウドファンディング(クラファン)をした。
絵の投稿サイトの開発費に充てるためにやりました。
どういうサイトにしたかったかというと、
定期的に変なテーマを与え、ユーザはその変なテーマを元に絵を投稿するというものです。
テーマは、以下のようなものを与えたら楽しいと思いました。
- めちゃくちゃ芸術的な脇毛、感傷的な犬のフン
芸術的なものとして普段捉えられないものに焦点を当て、芸術的に描くとどうなるのか見たかった。あと下品なものが美しく表現されるとこを見たかった - ビットコイン夫人、乳輪食い虫
架空のキャラクターをテーマとして与えられたら、それぞれがどんなものを想像して形にするのか見たかった
こんな感じで、謎のテーマを与え、個性的な絵が集まっているWEB上の美術館を作りたかった。
普段から情報発信を全くしてなかった
僕は、自分を表現することが苦手です。今でも苦手です。
変な人だと思われたくないという感情も強いです。
だから、SNSにやりたいことや考えていることを何にも投稿してなかったし、
仲の良い友達にもやりたいことを何にも話してませんでした。
こんな状態で、いきなり僕はcampfireでプロジェクトを公開しました。
知り合いからは、プロジェクトの内容以前に、
「お前何やってんの?」「そういうやつだったんだ」
というふうに言われました。
知人たちも、突然のことについていけなかったんだと思います。
「あいつよくわかんないことやってるけど、まあ自分には関係ないからいいや」
ってな感じです。当たり前ですがこんなことでは完全に他人事です。
そして、ネット上での知り合いはもちろんゼロだったので、そこからの支援もありませんでした。
つまり、
この人のことを応援したい!と周囲の人が思ってくれるような基盤を構築してこなかったのです。
これが大きな敗因です。
社会的に必要でもなく、道徳的でもないプロジェクトでは地元の知り合いの共感は呼びづらい。脇毛の絵を投稿するサイトなんてお母さんが共感してくれるはずない。
社会的に必要で道徳的な行いは、共感を得やすい。
特に、地元の知り合いとか、家族とか、身近な人から。
・より良い介護施設を作る
・貧困に苦しんでる人を助ける
とかですね。
起業やクラファンに普段からアンテナを張ってない人たちでも「良いね!」ってなりやすいですよね。
一方僕の掲げたプロジェクトは、社会的に必要ではないです。
もちろん道徳的でもないです。
むしろ非道徳的なことに近いのをイメージしてやりました。
こういうのは、ネット経由で知り合ったちょっと変な人たちからは支持を得る可能性はありますが、身近な人からは
「意味不明だね」「はやるの?」「頭おかしくなった?」
って言われることが多いです。
だから、ちょっと変わったことをしてみたいって方は、
普段からSNS等で情報発信をして、ネットの向こうにいる人とか異質な人との繋がりを作っといた方が絶対にいいです。
僕は、プロジェクトを見た母親から、
「なんかお母さんにはもうよく意味がわからんかった。」
と言われました笑
まあでも母親が脇毛の絵を投稿するサイトに対して「めっちゃ楽しそう!共感できる!」って言ってきたら、「えっ?」ってなりますが笑
友人にも、「流行らんだろ」と言われました。
僕は心の中で、
「ネット上の人から認めてもらえるわけないけど、身近な人からは昔からの繋がりもあるから少しは支援してもらえるだろう」
と思ってました。しかし、それも叶いませんでした。
身近な人頼みなとこもダサい。
まとめ
以下が失敗理由です。
これをわからずに進めたので僕は失敗しました。
- 普段から何も発信してないのにぽっと出でプロジェクトを公開しても、身近な知り合いはついていけないから「何やってんだあいつ?」と他人事になる
- 社会的に必要でなく、道徳的でもないプロジェクトは地元の知り合いには共感されないのでネット上で変態な人と繋がっておこう